留学やワーキングホリデー帰国後、就職活動で苦労するという話を聞く事があります。
実際に私も社会人を経験し、海外に出ました。
帰国後、『英語を使う仕事をしたい!』と職を求めましたが、困難を極め、あきらめた経験があります。多少英語を使う事があっても自分の理想の生活とは程遠いものでした。
この経緯から、やみくもに渡航をお勧めすることはできませんが
海外での生活は今までの『考え方』や『生き方』まで変えてしまうほど
ポジティブな変化を与えてくれるものです。
人との関わりや文化の違いで大変な思いをする事もありますが、
世界には様々な人種や考え方があることを知れる大切な機会です。
目次
先立つものはやはり大切
海外に出るか迷った時、どうしても帰国後の生活を考えてしまうと思います。
私が実際に海外で出会った日本人は資格を持っている人がほとんどで
具体的には、看護師、美容師、歯科衛生士、調理師、理学療法士、介護士などでした。
お話を伺うと『比較的再就職しやすい。全国どこでも働く事ができる』という事でした。
元サラリーマンや元OLさんにも出会いましたが、ごくわずかだったように思います。そのような出会いからも人々が帰国したその先を、考えているのが分かります。
『再就職のしやすさ』の重要性と葛藤
帰国して大体の人は、すぐに仕事を探し始めなければなりません。私の場合は実家にしばらくお世話になったので、少し猶予がありましたがそれでも2ヶ月が自分の中でのリミットでした。
私は元々前職が好きだったので、他の業界は考えられなかったのですが(未経験の分野の面接を受けるほどの勇気はありませんでした。)
それでも自分の前職での経験を生かしながら、英語を使う仕事がしたい!と
かなりもがいたのを覚えています。
帰国後、知り合いから(個人でエージェントをしていて私のNZへの手続きをしてくれた方)
『電話で病院と外国人の患者様を繋ぐ仕事』を紹介されました。
しかし、それはフルタイムの仕事ではありませんでした。

正社員で英語を使う仕事がしたいと切に願っていたので、考えた末にお断りしました。
しかし、英語に触れている時間があるだけで恵まれていたのかもしれない。その仕事をしていれば何かの足掛かりができた可能性もあります。(今の仕事にたどり着くまで5年以上かかっています。)
私が出会って今も交流のある人たちは同じ業界に再就職をした人が多いです。それは最初から希望したのか、それとも紆余曲折があって戻ったのかは分かりません。
しかし、以前とは違い
職場の同僚が外国人であったり、お客様対応など職場で英語を使うようになった友人も多くいます。
帰国後の再就職については、男性・女性、年齢、資格の有無、その業界の離職率の高さ、その時の世界情勢、不況などで変わってきます。
帰国後の再就職が難しいと言われる原因は、これらの要因が複雑になるほど難しくなるのだと思います。
反対に、資格などを持っていなくても英語を使う仕事に就けたり海外生活の経験を生かして、収入を得ている人がいるのも事実です。
英語を勉強し続けた人、自分のアイデアひとつで収益を得る事ができた人は、この海外での経験を「何かしらの形にしたい」と思ったのだと思います。

私も働きながら求人を何年もチェックしていました。同じところに何度も面接に行きました。せっかく採用をもらっても私のタイミングで仕事を辞める事ができなかったり、苦い思いも多くしてきました。
ですが、それでも英語を使って働きたかった。
それは海外での経験を生かしたかったからです。海外で知った外国人の笑顔とかポジティブな反応とかを忘れる事ができなかったからです。
皆様も、帰国後の再就職はとても大変だと思います。
帰国後のことを考えると、留学いいですよ!とは簡単に言えませんが
人生の大切な感覚を取り戻したり、
新しい考え方を知るのも海外生活の醍醐味だと思っています。
今回のお話が何か参考になれば嬉しいです。

